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敏感少年隊 峯田和伸×チン中村 インタビュー

チンくんと2人だけじゃ本気になっちゃいそうだったから

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――メンバー募集には応募たくさん来たんですよね?

峯田 そうっすね。でもけっこう軽いノリで来てほしかったんだけど、本気の人が何人もいて。

――そりゃあ本気になりますよ。

峯田 意外と一所懸命な人が多くて、俺ちょっとビビった。

チン いいかげんにはできない、みたいな。

峯田 でも謎の人もけっこういたよ。幼稚園の子とかね。

チン 6才かな。

峯田 6才の子がね、絵本書いて送ってきたりして。

チン あと男とか。

峯田 男いたね。

チン 女の子限定だったのにね。

――そう、女の子限定っていうのはどうして? やっぱり絵ヅラ的に?

峯田 そう、それが重要だったんですよ。女の子がメンバーにいるユニットがいいなと思って。それにチンくんと2人だけじゃ本気になっちゃいそうだったから。

チン ほかの人が加わると広がりもあると思ったし。

――あと男がピアノ弾いててすごいヘタだったらちょっと腹立ちますからね。

峯田 そう、女の子だったら許せるじゃん。

――応募は結局何人くらい来たんですか?

峯田 150人とか、もっとかな。

――履歴書はぜんぶ自分たちで見たんですよね?

峯田 うん、選考基準はおもしろそうかどうかってことで。ある程度ピアノが弾けて、なんかノリが合いそうな人。本気でやります!って人は、気持ちはうれしいんだけどごめんなさい、みたいな。俺らそこにたぶんついていけないから(笑)。何人くらい面接したっけ?

チン 30人くらい。

――面接では何をしたんですか?

峯田 しゃべって質問して。それだけ。

――曲聴いたり演奏したりは?

峯田 ぜんぜんない。しゃべるだけ。事務所に来てもらってコーヒー飲まして終わり。

チン 拍子抜けしてる人けっこういましたね。「これで終わり?」みたいな。

峯田 だって三ッ峰さんのピアノ聴いたの、本番の2日前の練習が最初だもんね。

――でもちゃんと弾けてましたね。

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峯田 十分十分。あとね、なんか「わくわくガールズ」っていうグループからも応募が来てて。それはピアノじゃないんだよ。ピアニストなんかいないの。

――ピアノを募集したのに?

峯田 でもピアニカとウクレレとリコーダーで曲を録ったやつ送ってくれたの。そのテープを聴いて「こりゃいいぞ」と思って、ピアニカとリコーダーも入れようって話になったんだよね。

――どこがよかったんですか?

峯田 へたくそなところ。へたくそなのがいいなと思って。

チン 勢いはすごかったんですよ。何回も同じ曲を録音してて。もうノリノリで。

峯田 とりあえず一度会いたいから面接来てって言ったら、来ていきなり事務所で歌いはじめて2曲歌って。1曲はなんかオナニーの歌で、女の子なのにさ。あっけにとられたなあ、あれは。

――それでメンバー全員決まったんですね。

峯田 うん、でもさ、よくオーディションとかで審査員の人がさ、みんな素晴らしい選手ばっかりで、みたいなこというじゃん。俺も似たようなこと言いたくないけどさ、でもいい人いっぱいいたよ。変な人とかおもしろい人とか。落とすのもったいないと思った。難しいよ、人を選ぶってね。やりたくない。

チン ほんともうやりたくない。面接とか。

峯田 俺らがなんか言える立場じゃないもんな。悪いなと思って。

チン その申し訳なさから全員に電話することに。

峯田 そう、断るのもぜんぶ俺とチンくんが電話かメールして「ごめんなさい」って。2人で手分けして150人。

――メンバー決まってからは練習ですか。

チン 練習してないですね、ほとんど。

峯田 レコーディングの2日前に一回練習しただけ。あとはもう適当。ここをこうしてとかっていうのもほとんど言ってないです。

――じゃあそれぞれの楽器のフレーズとかも彼女たちが?

峯田 うん、適当にやってもらっただけ。

チン ピアニカとリコーダーはもうほとんど一発OKだったし。

――でも例えば銀杏BOYZのレコーディングだったら、もっと厳しくやるでしょう?

峯田 うん、だからそういう風にはしたくなかったんです。きっちりしてなくていいと思ったからそういうメンバーを選んだし、ほんとにね、本人のやりたいことがやれて、それが音源に出ればいいなと思っただけで。

チン 家でやったのもそういうことだし。

――スタジオだと緊張しちゃうかもしれない。

峯田 そう。家いいです。

チン よかったよね、あれ。

峯田 お金もかからないし最高だよ。隣の工事現場がちょっとうるさかったけど。

チン クルマの音は入ってた。

峯田 それは入ってた。でも問題なかった。浴室の感じも。声のエコーとかもよかった。


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